プロ野球界で新たな取り組みです。出場機会に恵まれない選手のため導入が決まったプロ野球の「現役ドラフト」が9日、初めて開催されました。楽天からはオコエ瑠偉選手が巨人へ移籍することが決まりました。
移籍により選手の活躍の場を広げようと導入された「現役ドラフト」会議は非公開で行われ、1球団2選手以上を提出した上で各球団が希望選手を指名しました。その結果、楽天イーグルスは、オコエ瑠偉選手が巨人から指名を受け移籍することが決まりました。オコエ選手は2015年ドラフト1位で楽天に入団。2年目には打率3割を残しましたが年々出場機会が減り、今シーズンは6試合の出場にとどまっていました。移籍決定に「入団から7年間本当にありがとうございました。来年からは読売ジャイアンツで心機一転がんばります」とコメントしています。
一方で、この現役ドラフトで楽天は広島・正随優弥外野手の獲得に成功しました。正随選手は180センチ、100キロの恵まれた体格を持ち新たな右の長距離砲として期待されます。















