大分市の官製談合事件を巡り設置された第三者調査委員会が、30日、当時大分市長だった佐藤知事に聞き取りを行いました。

大分市のごみ収集運搬業務をめぐる官製談合事件では職員ら6人が立件され、このうち、市の元幹部と業者が有罪判決を受けています。

事件の背景を調べるために設置された第三者調査委員会は、30日、事件当時大分市長だった佐藤知事に聞き取りを行いました。

聞き取りの後、取材に応じた佐藤知事は委員会に対し「談合の認識はなかった」と答えたことを明らかにしました。

(佐藤知事)「認識していませんでしたと答えました。今回の事件がなぜ発生したかということと再発防止ということですので、それを明らかにしてもらう」

第三者調査委員会は11月中旬までに調査内容をとりまとめることにしています。