アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの労働組合は、賃金の引き上げなどをめぐる労使交渉が決裂したため、およそ40年ぶりとなる大規模なストライキに踏み切りました。
記者
「ニューヨークタイムズ本社前です。大規模なストライキが行われています」
ニューヨークの中心部・マンハッタンにあるニューヨークタイムズの本社ビル。労働組合は8日、およそ40年ぶりとなる24時間の大規模ストに踏み切り、従業員らが抗議集会を行いました。
男性記者
「14年間勤務していますが、インフレにもかかわらず私や同僚たちの給料は逆行しています」
女性編集者
「私達には生活する賃金を得る権利があります」
デモの参加者からは、経営が好調でありながら待遇は改善されず、歴史的なインフレで高騰する生活費に賃金が追いついていないなどと批判の声があがっていました。
ニューヨークタイムズでは、賃上げなどをめぐる労使交渉が1年半以上続きましたが、7日深夜の締め切りまでに経営陣側と合意に至らず交渉が決裂。最高経営責任者は“すでに業界最高の給与と福利厚生を提供している”と主張していて、労使間の折り合いがつくめどは立っていません。
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