産んで間もない赤ちゃんを殺害し、北海道北斗市内に遺棄した罪に問われている26歳の女の裁判員裁判で、検察は懲役7年を求刑しました。

住所不定無職の大内流星被告は、2024年4月から5月、産んで間もない赤ちゃんを暴行して殺害し、北斗市の実家の庭に埋めたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われています。

30日、北海道・函館地裁で開かれた論告で、検察は「被害者の頭部に強い打撃を与えたのは明らかで、強固な殺意に基づく犯行だ」として懲役7年を求刑。

弁護側は「被告は死産だと誤信し殺意は無かった」と主張、執行猶予付きの懲役3年が相当だとしました。

大内被告は最終意見陳述で「社会に戻ったら赤ちゃんに手を合わせたい」と語りました。

判決は11月6日に言い渡されます。