カボチャの甘さを生かすため、調理にも工夫が。

(石田二郎さん)
「クリームだけだとかぼちゃの甘味が出にくくて。なのでこっちはこっちでオーブンでしっかり(焼く)」

小さく切ったカボチャをピザ窯でじっくりと加熱して、甘みをしっかりと引き出します。

なるべく地元産の食材を使うことを心がけているという石田さん。
神奈川県の大学を卒業した2020年から2年半ほど。

独立も視野に、東京のダイニングバーで社員として働きながら調理やバーテンダーとしての技術を学びました。
そして結婚などを機に、生まれ育った遠野に戻りました。

石田さんは遠野の食材や土地柄の魅力について次のように話します。

(石田二郎さん)
「(食材の)値段が市外より安い。そこはやっぱりお店としては助かりますし、地元の経済が回っていくと思うので、地元(の人)同士が取引するメリットかなと」