消防活動を身近に感じてもらおうと、岩手県宮古市で30日、園児を対象にした消防イベントが行われました。

宮古消防署の消防体験まつりに訪れたのは、市内の幼稚園・保育園に通う園児およそ150人です。
園児たちは実際に活動する消防車に乗る体験をしたほか、炎や熱から身を守る防火服の着用や、煙が充満したテントの中を口を押さえ身を低くして通過する体験などをしました。

(園児は)
「(煙の中)怖かった」
「火事は危ないから、すぐに避難しないと死んじゃう」

また、園児たちは重さが20トンもある消防タンク車との綱引きを行うなど、楽しみながら消防活動や防災に理解を深めていました。