クマの市街地への出没が相次いでいる山形県では昨夜からけさにかけてもクマが目撃され、小学校が休校になるなど影響が出ています。
市や警察によりますと、きのう午後5時半ごろ鶴岡市立大山小学校近くで体長およそ1メートルのクマが1頭目撃されました。

クマは住宅の裏の茂みに居座ったということです。現場は住宅街の中で、危険性から市などはけさクマを駆除する方針でしたが、クマは行方をくらませました。

これを受け、大山小学校はきょうは休校することになりました。

また、山形市でも住宅街を流れる川の河川敷でクマが目撃されたほか、大学病院の近くなどでもクマが目撃されています。

クマは付近に潜んでいる可能性があり警戒が続いています。
山形県内では今月だけでクマの目撃件数が600件に迫り、去年1年間の目撃件数の1.5倍になっています。

クマによる県民生活への負担は日に日に大きくなっています。














