荒れ果てていた庭が蘇る 地割りの高さや曲線の角度にこだわって
三玲に魅せられた多くの人々が情熱を注ぐ「驢庵」再生プロジェクトです。

「うおっしゃー!OK」

草抜きから始まった作業でしたが、進むにつれ荒れ果てていた庭は徐々に本来の姿を取り戻していきました。

今年に入り、元々あった土は撤去され、庭の土台となる地割りの修復に着手。

「驢庵」が作られた当時の写真と見比べながら、

のちに苔と白砂の境界となる、地割りの高さや曲線の角度を細かく調整していきます。

(東良平さん)
「こういう細かい作業が必要なんだなと。我々にはなかなか分からないところだけど。形になってきたなと思います」
今月、苔を張るための新たな土が入り、約1年半にわたる再生プロジェクトは大詰めに。高梁の地で、人知れず長年眠っていた由緒ある庭が蘇ろうとしていました。














