札幌市で服飾を学ぶ学生が、毎日使う針に感謝の気持ちを込めて恒例の針供養を行いました。

札幌市豊平区の豊平神社で針供養をおこなったのは、北海道文化服装専門学校の学生およそ20人です。針供養は61年前からこの学校で続く伝統行事で、良く針が運ぶようにと役目を終えた針を柔らかい豆腐やこんにゃくに刺して奉納します。

学生たちは、日々の授業で使用し、折れたり曲がったりした針をいたわるとともに技術の向上を誓いました。

専門学生
「2月にファッションショーを控えているのでいいものができるように励んでいきたい」

学校によりますと、学生1人あたり1年で20本から30本ほどの針を使うということで、9日は、およそ2700本が針塚に奉納されました。


12月8日(木)「今日ドキッ!」