今シーズン、全国で初めて高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された北海道白老町の養鶏場について、道は、飼育されていたニワトリ約45万羽の殺処分が終了したと発表しました。

白老町の養鶏場では、21日に複数の鶏が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

道は22日から、この養鶏場で飼育しているニワトリ約45万2000羽の殺処分を進め、28日深夜に終了しました。

道によりますと、これまでに周辺の養鶏場で、死んだニワトリの報告はありませんが、ニワトリの移動や出荷の制限がすべて解除されるのは、12月初めになる見通しを示しています。