旧統一教会などの被害者を救済する新たな法案が8日、衆議院の本会議で可決されました。一方、富山県議会では「教団の助けを借りて選挙に勝った知事」などと教団幹部が話す動画があるとして、議員から新田知事に教団の組織的支援について追及する場面がみられました。

衆議院で可決された旧統一教会の被害者救済法案。
献金について法案では「霊感」を使って不安をあおる寄付勧誘行為や、寄付のために借金をさせることなどを禁止しています。



また、法人などが寄付を勧誘する際「個人の自由な意思を抑圧し、判断が困難な状況に陥らないようにすること」などを「十分に」配慮する義務が盛り込まれました。




衆議院で法案が可決されたことを受けて、富山県内の元信者の女性は…。

元信者の女性（電話）：
「長いこと苦しんできましたから、通って本当によかったと思います」「不安をあおって寄付させるということは絶対だめなことだと思います」「いろいろと次から次へと言われると、やっぱり怖いです、怖いですからね」