「日野橋の在り方検討委員会」の福山委員長から伊木市長に、日野橋の存続か廃止かの議論をまとめた報告書が、この日、手渡されました。

1929年に建設された日野橋は国の登録有形文化財です。
かつては車の通行が可能でしたが、老朽化に伴い1995年からは車の通行を禁止し、現在は歩行者、自転車、自動二輪車に通行を限定しています。

老朽化により腐食やひび割れがあることや、おととしの調査で塗料から有害物質・PCBが検出されたことから、市ではおよそ13臆5000万円をかけて今年の夏から修繕工事を行っています。

この修繕によって、今後20年程度は利用できるとのことですが、その後、将来的に維持するかどうか、委員会では去年3月から1年間、5回の会議を通して検討を続けてきました。