全国の生産量のおよそ7割を山形県産が占めるのが西洋なしです。その中でも主力品種の「ラ・フランス」の販売がきょうから始まり、店頭は賑わいを見せています。
なめらかな食感に、芳醇な香り。「果物の女王」とも呼ばれる県を代表する果物「ラ・フランス」です。

収穫はすでに今月の中旬から始まっていましたが、販売はきょうからとなりました。

ラ・フランスは食べごろの見極めが難しい果物です。収穫してすぐは固く、食べごろになっても果実の色が変わらないことからそのおいしさに気が付くことができない消費者もいるということです。

一番おいしいタイミングでラ・フランスを食べてもらうために、県は販売開始基準日を設けるようになりました。
今年は、きょうがその基準日で、低温で保管され、販売をまっていた「予冷品」のラ・フランスが山形市内のスーパーにずらりと並びました。

きょうは試食も行われ、山形が誇るその味をPRしました。
 
   
  













