「世界的に見ても珍しい結果になっていて貴重なデータ」

こう話すのは、福岡工業大学で長年、有明海のアサリなど2枚貝の研究を続けている田井明教授です。

アサリの漁獲量の回復にも取り組む田井教授が、今、注目しているのが「堆砂」です。

堆砂とは、上流から流れ込み、ダムの底に溜まった砂のことで、全国のダムで問題になっているといいます。