なぜ「百舌鳥」と書いてモズと読む?
ーなぜ「百舌鳥」と書くのでしょうか。
「そのレパートリーは多岐にわたるので、たくさんの生き物の鳴きまねをする、たくさんの舌を持つ鳥、でモズは百舌鳥と書かれます。
モズの鳴きマネの声はマネをする本家よりも少し小さく、ちょっと自信なさげだったり、少し音痴な子(練習中なのでしょうか)もいたりして、注目していると思わず目が細くなりますね」
「モズの子育ては春からですが、つがいで縄張りを形成し、木の枝の上にコケや枯草を使った巣をつくります。
モズのオスは、頭から背中が明るい赤茶色で、目のまわりに過眼線という黒いアイラインがくっきりと入り、頬は真っ白、アイラインの上の眉のあたりはやや白くなります。
モズの仲間のアカモズはアイラインの上がきれいな白で、まるで太くきりっとした眉毛のようです」














