任期満了にともなう高岡市議会議員選挙の投開票が26日行われました。定数7オーバーの激戦となった今回の市議選ですが、無所属の新人がトップ当選を果たすなど、新人計6人が当選しました。6月に就任した出町譲市長を支持する勢力は2議席から倍増。一方、前回の市長選で対立した自民系最大会派「同志会」が合流を打診し、議会の構図は大きく動き始めています。

26日投開票が行われた高岡市議会議員選挙には定数25に対し32人が立候補。
自民党・嶋川武秀県議の妻で芸能事務所社長の新人、植野佳奈さんが3867票を集め、トップで初当選を果たしました。
植野佳奈さん
「いろいろな方が若い方、女性が特に政治参加しやすくなってほしいと思って選挙を戦ってきたので、今後の活動も通じて『こういう人も政治家になって活動しているんだ』『自分たちも参加していいんだ』とわかっていただけるようなことをしていきたい」
植野さんは選挙カーを使わず、SNSでの情報発信を中心とした選挙戦を展開し、学童保育の利用条件の柔軟化など、女性の声を市政に届けることを訴えてきました。
ことし6月の市長選で初当選した出町譲市長を支援するとし、出町市長や夫の嶋川県議がかつて所属していた「高岡愛」の後継会派に入る意向を示しています。
植野佳奈さん
「どういう状況でも出町さんべったりで、出町さんを支援します、応援します、というつもりは全く(ない)。正しいことを正しい、間違っていることは間違っていると言えるような立ち位置でいたい」














