旧統一教会と宮城県議会議員の関わりを巡り、共産党県議団が8日、県議会議長に申し入れを行いました。
共産党県議団の三浦一敏団長は、菊地恵一議長に対し申し入れ書を手渡しました。申し入れ書では、県議会会派の「自民党・県民会議」所属の議員5人が2017年6月に旧統一教会が推進する「日韓トンネル」の試掘現場を視察。その費用に政務活動費を充てたことについて「猛省すべきで、速やかに自主返還するよう促すべき」としました。

共産党県議団 三浦一敏団長:
「統一教会、関連団体に議員が関係を持ったり関与するということの重大性、大きさを自覚してほしい。普通の単なる視察ではない」

申し入れに対し菊地議長は、「申し入れの趣旨は分かったが、政務活動費の支出についての責任は、あくまで議員個々人にある。支出に明確な違反があるわけでなく議長としてイニシアチブを取るのは難しい」との考えを示しました。















