整体院を営む67歳の男が女性客にわいせつな行為をしたとして、不同意性交等罪などに問われている裁判の初公判が17日、長崎地裁でありました。男は一部について「施術の一環だった」と否認しています。

起訴状によりますと、男は2024年7月と2025年2月、長崎県西海市の整体院で女性客2人に対し、オイルマッサージと称して下半身を触るなどしたとされています。

検察は、男が50代女性への施術中「陰部に指を入れた」と指摘、20代の女性に対しては、全裸にさせて陰部に指を擦り付けるなどしたとしました。被告側は20代の女性については「下着は自ら下げた」などと反論しています。

男は約2週間の実技講習などで整体の資格を取得し、7年前から院を経営しているということです。検察は追起訴の予定もあるとしており、追起訴分も含め次回公判で審理されます。

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