『AI』と『専門学校生』がイラスト対決!


「(Qこのイラストでどれくらいかかる?)これは7時間ですね。急いで描いたやつなので、割と速いと思います。


(前原羽希さん)
「(Q素早く描いているように…)見えますか?でもAIだったら秒単位で出てくるじゃないですか」

(前原羽希さん)
「このへんでやめておきます。もっと線きれいにできたかなとか、もうちょっと要素入れられなかったかなと思っています、今」
完成までにかかった時間は約30分でした。


(前原羽希さん)
「私が『ベレー帽を被った犬を描こう』と思った瞬間にAIに頼んでいたら、AIのほうがたぶん速いので、スピードだけでいえばAIのほうが勝っていますよね」

(前原羽希さん)
「モノをモノとして見る力は人の方が勝っているんじゃないかな。人間が描いているから筆は筆の形だし」
スピードはAIの圧勝ですが、クオリティに関しては人間に分があるようです。

(大阪アニメーションカレッジ専門学校 東谷由紀講師)
「本当はAIとかに負けてほしくないんですけど、でも需要があって『簡単だからこれを使いたい』というのが増えたらもう(AIに)負けちゃうのは仕方ないことなので、ほかにどういう道が残っているかを探さないといけない」