元プロレスラーの長州力さんが、アストラゼネカ主催市民公開講座「あなたにも知ってほしい膀胱がんのこと」に登壇しました。

長州力さん(アストラゼネカ主催市民公開講座「あなたにも知ってほしい膀胱がんのこと」)



膀胱がんは日本で2020年時点で新たに診断されたがんの中では、10番目に多いがんで、患者さんの90%以上が50歳以上。罹患率は女性に比べ男性で約4倍高くなっています。また喫煙者は非喫煙者に対し、罹患リスクが約2~3倍高いと報告されています。

この日は、膀胱がん治療のスぺシャリスト富山大学学術研究部医学系泌尿器化学の北村寛教授が、膀胱がんの現状と治療法などを詳しく解説しました。

長州力さん



講座を聞き、長州さんは、“僕は昭和生まれで、よく「がんは遺伝するのか?」と聞くと「うちはがん系はいないよ」と聞き、そこに安心していたところがあって、単純な判断で今まで生きてきた”と苦笑いし、“先生の話を聞くと年をとり、衰えが早くなると、そうなりやすいのかなと思いました”と感想を語りました。

北村教授によると、がん家系というのはあるものの、その数はおよそ5%で、95%は遺伝に関係なく罹患すると説明され、納得した様子で大きくうなずいていました。

長州力さん


また喫煙が罹患リスクを高めることを聞き、長州さんは“80~90歳まで生きることは考えられないから、「これぐらいは人生の楽しみとして…」と甘えていたけど、ちょっと(禁煙)やってみようかなと思いましたね”と、前向きな意見も出てきました。

長州力さん



長州さんは現在、東京と熱海の2拠点生活をしており、熱海では病院で月に1回の頻度で検査を受けていると、日々健康には気をつけているそうですが、“リングを降りる1年ぐらい前から、女房がそういう環境を整えてくれて、それには感謝しています。だから毎日3回温泉に入っています”と妻への感謝を口にしました。

そして、“これからも自身の足で歩いていけるよう、がんばりたいです”と健康への意気込みを語りました。

【担当:芸能情報ステーション】