船のコンパス、気温や湿度をはかる計測器も
この建物はもともと新湊でも屈指の漁場を持っていた網元の番屋=漁師たちの倉庫でした。1階には、ゆったりくつろげる畳の和室や、広々とした浴室。2階には、木のぬくもりが感じられるベッドルームが2部屋。その奥には、内川が一望できるリビングスペースがあります。

洗練されたオーベルジュに生まれ変わりつつも、施設のいたるところには番屋だったころの面影が残されています。
船で使っていた船乗り用のコンパス。海の気温や湿度をはかる計測器など歴史を感じる道具の数々がインテリアとして溶け込んでいます。この浮きは、実際に漁師が少し前まで使っていたもの。

AKAMAオーナー 赤間遼太さん
「漁師さんに「このウキ欲しい」って言ったら「新しいやつあげるよ」って。「いや、新しくなくて、これがほしいんですって」
AKAMAオーナー 赤間遼太さん
「古いものと新しいものをつなぐような番屋の役割っていうのがこのAKAMA富山の役割かなと思ってますし、外から来た旅人と、地域の人たちをつなぐ。そういった交差点のような役割になっていったらいいなと思ってます」















