■みんなで力を合わせる大切さ



災害時、場合によってはケガ人を運ぶ「担架」が足りなくなることもあります。そんなとき避難所にある毛布や椅子を使うことで、安定してケガ人を運び出すことができます。

児童は「そのまま持つよりも支えがあって持ちやすい」「担架に乗った事ないが椅子でも安定感があった」「持たれたのが初めてなので不思議な感覚」「簡単にできた。将来は警察官をやってみたい」

この方法を使えば児童の力で大人を運ぶこともできます。

担任の先生は「はじめは不安だったが、せーのとみんなで力を合わせて持ちあげられた時は、とても安心しました」

山形警察署楯山駐在所 松田昭 地域係長「子どもたちが真剣に話を聞いてくれて、防災への意識が高まってくれた」

小さな力でも集まれば大きな力になる。児童は防災に必要な共に助けあう心を学んだようでした。