「明日という一日は、元紀にとって決して迎えることができない夢の明日」

辛い過去と、今も悲しみを抱えながらも、前を向いて生きる日々を語った岩嵜さん。

最後に、岩嵜さんは生徒らに、自分たちが大切な存在で代わりがいないということ、そして命は自分だけのものではなく両親や家族 友達の命でもあるということを訴えました。

岩嵜さん:
「私達が生活しているこの社会はいつも当たり前すぎて普段意識しないけれど、多くの人と関わり、支えられて生きています。決して1人だけで生きてるのではありません」

「皆さんはこれからもまだまだ多くを学び経験して、夢と希望を実現できる、素晴らしい未来が皆さんを待っています。明日というその一日は、元紀たち犠牲者にとって、決して迎えることができない夢の明日なんです。元紀は心から めいっぱいのエールを送ります」