■お金持ちを優遇するだけの制度になる⁉ NISAは“やるべき” ?“やめるべき” ?
井上キャスター:
一方、こんな意見も…
経済アナリスト 森永卓郎 氏
「これから投資に参加させるのは最悪のタイミング。賃金が上がらない中で、拡充・恒久化は、お金持ちを優遇する制度にしかならない」

TBSスペシャルコメンテーター 星浩 氏
「少しでも投資にお金を回すことで経済を活性化させたい、というのが政府の狙い。しかし、将来の不安に、社会保障や国の借金がある。これを解決しないと、投資が倍増するということにならないのでは」

オンライン直売所「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
周りでもやっている人が増えてきている実感がありますし、最近だとYouTubeなどでも、制度を説明するような動画が多く出ている。今回、上限がどう変わるかが1つの争点になっていますけれども、現状の上限額はそこまで大きくないので、これが2~3倍になったところで、富裕層の優遇にはそもそもならないのかなと思います。そういった意味では、今狙ってる中間層を増やしていくために、もっと上限額を上げて、いろいろな人が参画できるような状態を作っていくというのが、早くやらなければいけないことなのかなと感じてます。
ホランキャスター:
上限額の40万円とか120万円とか、そんなお金ないですよという人もいらっしゃいますけれど、しっかりと勉強すると、上限全部を使わなくてもよくて、千円からできますよというものもある。知るということ自体は大事なのかなという気がします。

秋元さん:
いきなり上限全部をフルに使わなくても、まずは少しでもやってみることで、金融リテラシーが自然と上がってくると思うんですよね。投資なので、もちろんリスクはありますし、少しずつ始めてみて、感覚がつかめて、年齢も上がって、給与も上がっていって、その分、投資できる金額も増えていくので、早いうちから金融リテラシーを上げていく意味でも、有効なのではないかと思ってます。














