【鳥谷部仁さん】
「私のやっぱりシベリア時代が空白になるから、そこを埋めるということ。私が生きていたということを…」

戦後78年。戦争を知る世代は徐々に少なくなってきています。このシベリア抑留を描いた映画「ラーゲリより愛を込めて」が昨年上映されました。
鳥谷部の次女・遠山さんは「戦争を経験していない世代に対しても、映画を通して記憶をつないでいくことができる」と話します。

【鳥谷部さんの次女・遠山峰さん】
「不当に日本人がたくさんシベリアに抑留されたという事実をもう一回振り返って、主人公役である嵐の二宮和也さんが言っているように未来へこの事実をつないでいくということが大切だなという風に思っている」

そして、最後に鳥谷部さんに聞いてみました。平和、そして戦争とは…
【鳥谷部仁さん】
「戦争というのは馬鹿なことをしたもんだなということですね。戦争はするべきじゃないと思う。しない方がいいじゃなくて、するべきじゃないと」
