出没件数は前年比6.5倍に

人身被害の発生を受け、県や各市町村の関係者が集まり「ツキノワグマ緊急対策会議」が開かれました。

県によりますと、ツキノワグマの出没件数は10月に入り急増し、すでに去年10月の6.5倍に上っています。特にことしは民家が集まる平野部での目撃が増えているといいます。

富山県は例年10月下旬から11月にかけて人身被害が多い傾向にあることからクマの出没情報があった地域では、屋外での活動を控え住宅や車庫の戸締りを徹底するなど厳重な警戒を呼びかけています。