「生産者と消費者がウィン‐ウィンの政策を」

そこで高市新政権には、どう期待しているのか?

(コメ農家 神谷時男さん)
「経済をなんとか立て直してくれるのかな。とにかく農業に使う資材がものすごく上がっている。資材のほとんどを輸入に頼っているので、円高に少し傾いてほしい」 

自民と維新が、きのう交わしたばかりの連立政権合意書には、食糧の安定供給確保が不可欠と記されましたが、この連立については神谷さん、どう感じているのでしょう。

(コメ農家 神谷時男さん)
「多少新しい風が吹くのかな。違った風が。消費者を納得させる政治、消費者をあおるのではなくて、生産者と消費者がお互いにウィン‐ウィンの関係ができるような政策を願う」

そして、この先のコメ価格について神谷さんは…

(コメ農家 神谷時男さん)
「7年度産のコメの価格はもう下がらないのではないか。もう単価を決めて、卸し業者が買っているので。もう赤字になっていいから叩き売る状態にならないと下がらない」
       
生産者と消費者にどう新政権は寄り添うのか、お手並み拝見です。