長野県中野市で4人を殺害した罪で、死刑判決を受けた青木被告と弁護人が20日接見し、青木被告は「控訴したくない」との意向を改めて示したということです。

控訴する方針の弁護団とは、意見が一致しませんでした。

青木被告は、中野市で2023年5月、散歩をしていた女性2人と警察官2人の合わせて4人をナイフや猟銃で殺害したとして、10月14日に長野地裁で死刑判決を受けました。

判決後の弁護人との接見で、青木被告は「控訴したくない」と話していました。

弁護団は控訴する方針を示していますが、20日の接見でも「控訴したくない」との
意向を改めて示したということです。

弁護団では今週中に改めて接見し、控訴するかどうかを判断することにしています。