全国でクマによる人身事故が後を絶たない中、金沢市では20日、2025年から始まった「緊急銃猟」制度に対応するための訓練が行われました。

石川県はこの秋、クマのえさが大凶作になるとして9月、出没警戒情報を発表していて、10月15日までの目撃情報は253件に上っています。

市街地での出没が相次ぐ中、国は9月から自治体の判断で猟銃を使用できる緊急銃猟の制度を開始し、金沢市では20日、市の職員や猟友会などおよそ50人が参加して訓練が行われました。

訓練では住民に危害が及ぶ恐れがないかなど、入念に確認を進めていきました。