「オブスタクルスポーツ」をご存知でしょうか?「SASUKE(サスケ)」などがモチーフとされていて、3年後のロサンゼルスオリンピックには新たな種目に採用されました。この「オブスタクルスポーツ」の体験施設が上田市に完成しました。

上田市の市民の森公園に本州初という施設ができました。それが、こちらの「オブスタクルボックス」です。
18日に行われた地元の祭りで一般へ初公開されたのは、障害物=オブスタクルをクリアしながらタイムを競う「オブスタクルスポーツ」を体験できる施設。

うんていや吊り輪、ロープを使ってのぼる急斜面など、9種類が楽しめます。
設置したのは地元の住民などで作る運営団体です。

ファンタスヴィレッジ 豊岡博幸代表:「2028年のロサンゼルスオリンピック(の新種目)になる遊びながら挑戦する心を養える。多分それが地域活性の第一歩になる」
SBCで放送中の特別番組「SASUKE」などがモチーフになったという「オブスタクルスポーツ」。
競技人口は世界で2000万人以上とされ、2028年のロサンゼルスオリンピックには近代五種競技の1つとしても採用されました。徳島県にある日本で唯一のオブスタクルスポーツ協会公認コースでは去年10月に日本選手権も開かれました。
上田市の団体は今回の体験施設に続き、来年春、公園内に、公認コースを設置し地域の活性化につなげたい考えです。

ファンタスヴィレッジ 豊岡博幸代表「(オブスタクルスポーツは)例えば会社の中でチームビルドであったり、小学校の教育の授業にもなるし、観光、ここは酒も(作る土壌として)恵まれている。近くには稲倉の棚田という観光資源もある。それらをうまくつないでいってまた違った魅力ができる」