日野彰紀記者
「カレーを口に入れるとスパイシーと思うんですけど、実はまろやかな味、野菜をコトコト煮込んだというんですね。」
実はこの五島、店を始めた創業者から現在のメモワールイナバに引き継がれた店なんですが、創業時のカレーの味を今も守り続けています。
メモワールイナバ五島 本田加代さん
「先代の五島さん、四姉妹で切り盛りされていたんですけど、当時の満州、今の中国で食べた欧風カレーに感動を受けて、こちらに帰国した後お店で欧風カレーを出そうということで。」

作り方を教わって受け継いだカレーの味は、たっぷりの地元産の 野菜を時間をかけてコトコト煮込み、隠し味に果物のナシを使って深みのある味に仕上げています。
昭和から引き継がれ今もファンを唸らせる地元のカレー。
メモワールイナバ五島 本田加代さん
「やはり長いこと続いてきたカレーを、後世に伝えていきたく、我々頑張ってこの店を続けていきたいと思います。」
多くの食材が使われるカレーには、地元の味をふんだんに盛り込むことができ、カレー好きの県民が何度も繰り返し食べてくれる文化もあります。
地元への愛が生んだ我が町のカレー、みなさんの周りにもきっとあるはずです。














