今年7月の参議院選挙で、大阪府内にある老人ホームの入所者35人に無断で「不在者投票」をしたとして、ホーム運営会社の元社員の男性ら3人が書類送検されました。

 公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪府内にある老人ホームの運営会社の元エリアマネージャーら男女3人です。

 警察によりますと、3人は今年7月、大阪府八尾市と泉大津市の老人ホームで行われた参院選の「不在者投票」で、50代~90代までの入所者、計35人分の投票用紙に無断で特定の候補者の名前を記入して投票した疑いがもたれています。

 エリアマネージャーだった男性は、八尾市の老人ホームでは「不在者投票」の管理者を務めていました。

 警察は3人の認否を明らかにしていません。