一方的に併合したウクライナ南部クリミアとロシア本土を結ぶ橋をプーチン大統領が自らベンツを運転し、渡りました。10月にあった大規模な爆発からの復旧をアピールする狙いがあるとみられます。そのロシアでは5日、2つの空軍基地で爆発がありました。ロシアはウクライナによるドローン攻撃だと主張。もしウクライナ側の攻撃だとしたらその狙いは何なのか、防衛研究所の高橋杉雄室長に聞きました。
■プーチン氏 クリミア橋で運転 ベンツを自ら… “復旧”アピール
ベンツを自ら運転するプーチン大統領。助手席にはフスヌリン副首相が座っています。

プーチン大統領
「修復工事では何人働いていたのか?」
フスヌリン副首相
「500人で24時間体制です」

走っているのは一方的に併合したウクライナ南部クリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋。10月に大規模な爆発があり橋の一部が崩れましたが、12月5日に片側車線が走行を再開したということです。

プーチン大統領
「壊れたのは今、立っている場所?」
作業員
「はい、そうです」
「予定より16日も早く工事が終わりました」
プーチン大統領
「2週間も早くできたね」
プーチン氏の訪問で、橋の復旧をアピールする狙いがあるとみられます。














