今年のおせちの傾向は「二極化」

帝国データバンクによりますと、今年の食品の値上げは2万品目を超えると予想され、人件費や物流費も高騰しているため、おせちも値上がり傾向にあるとのことです。コスパが良いものだけでなく、高級食材を使った豪華なおせちも選ばれているということで、「おせちの二極化」が起きているといいます。
福屋では、およそ170種類を取り扱っています。「二極化」にも対応していて、最高額のものは、大阪の高級料亭 高麗橋吉兆の和風三段、税込32万4000円です。
イズミでは、1万円から8万円のものをおよそ100種類扱っています。注目は、去年に続いて広島修道大学とコラボした洋風のものも取り入れた若者向けのおせち3段重ね。

今年は、広島と長崎の高校とコラボした新しいおせちもあります。広島のくわい、長崎のそぼろ煮といったそれぞれの味を詰め込んだ2段重ねが用意されているということです。