22回にわたり合計1億629万円を振り込む
大阪府警察捜査2課のタナカは「あなたに詐欺の容疑がかけられている」「協力しないなら6か月の勾留します」などと言ってきたので、男性が協力を伝えると、携帯電話を購入してLINEでやりとりするよう指示してきました。
男性が指示通りに携帯電話を購入すると「+」で始まる国際電話番号から連絡があり、タナカやその上司のハシモトを名乗る男とLINEでやりとりするようになりました。
詐欺グループは「紙幣調査でお金を振り込んでもらう必要がある」「調査期間が終われば返金する」などと言い、男性に新たなインターネットバンキング口座の開設を指示。5月9日から6月11日までの間に、男性は22回にわたり合計1億629万円を指定された口座に振り込みました。
その後、詐欺グループからの連絡が途絶え、男性が連絡を試みても連絡がつかなかったことから被害に気づきました。
富山南警察署は、警察官などを名乗る電話があった場合は、相手の名前や所属部署を確認し、一旦電話を切って家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。また、国際電話番号を悪用した特殊詐欺が急増しているとして注意を促しています。















