大阪府警察の捜査員を名乗る男に電話で「あなたに詐欺の容疑がかけられている」と言われ、70代男性が1億629万円をだまし取られていたことが17日までにわかりました。

富山南警察署によりますと、富山市の住む70代の男性宅の固定電話に今年3月下旬、「料金の未払いがあります。この回線は利用できなくなります」という自動音声ガイダンスがありました。

70代男性が指示された番号を押すと通信事業者を名乗る男につながりました。

男性は「あなた名義で携帯電話が契約されている」「大阪府警と電話してください」などと言われた後、大阪府警察捜査2課のタナカを名乗る男から電話がかかってきました。