自民党と日本維新の会が、連立も見据えて政策協議を進める中、維新が提示している「副首都構想」について、自民大阪府連の幹部らが党本部に要望を行いました。

１７日午前、東京都内の自民党本部を訪れたのは、自民党大阪府連の松川るい会長代行らです。

自民党は日本維新の会と連立も見据えた政策協議を進めていますが、松川府連会長代行ら鈴木俊一幹事長と面会し、維新の会が提示した政策項目の１つとしている「副首都構想」について、「大阪都構想」とは分けて考えてほしいと要望しました。

自民党大阪府連・松川るい会長代行
「私たちも東京一極集中を避けて、有事や災害時のバックアップ機能を、大阪や他の都市に置くこと、この構想自体については賛成なんだけれども、ただ、自動的に大阪市を解体する都構想とはまた別物であるので、その点についてはご理解をいただきたいと」

両党は１７日も政策協議を行う予定です。