「信州の戦後80年つなぐ、つながる」です。東京藝術大学の大学院生たちが、上田市の無言館を訪れ、そこから、インスピレーションを受けた展示会を開きました。
6月、上田市の無言館を訪れた東京藝術大学の大学院生4人。

木漏れ日の中に佇む無言館。太平洋戦争などで戦死したおよそ140人の画学生の作品が展示されています。

講義で無言館を知り、自分たちと同じ年代、自分たちと同じ学校に通っていた先輩たちの絵と向き合いました。

本田夏帆さん:「昔はSNSとかもなければ、大変な中だったから、より身近な絶対に失いたくないものを大切に描いている。モチーフとして。こんなに素直な作品に囲まれることって最近はあまりないので、その素直さに結構やられるところがあるなって思いました」
帖佐小雪さん:「この妹さんを描いた絵。なんかすごく眼差しとして、かわいがっていた妹を見る時の目線だなというのがすごくして、女の子ってこの角度からみるとめっちゃかわいいじゃないですか、みんな。だからそういう共感とかもあって、すごくリアルな目線だなって思って」