青森県鰺ヶ沢町にある県立鰺ヶ沢高校が6日、町内でスキー場や宿泊施設を運営する企業と連携協定を結び、ともに教育活動のさらなる充実を目指します。

連携協定の締結式では、鰺ヶ沢高校の川浪泰浩(かわなみ・やすひろ)校長と町内でスキー場などを運営する青森リゾートの上園大助(うえぞの・だいすけ)副支配人、それに平田衛(ひらた・まもる)町長の3人が協定書に署名しました。鰺ヶ沢高校は、県立高校の再編計画で入学者が2年連続で募集人員の半数未満になると、生徒の募集停止を協議する対象となっています。協定を結んだことで、高校のゴルフ部の練習場として青森リゾートのゴルフ場を活用したり、併設されているホテルで生徒がアルバイトして世界各地の観光客と触れ合う機会をつくったりします。

※県立鰺ヶ沢高校 川浪泰浩校長
「鰺ヶ沢の町の自然、こういう施設を活用することを県外にアピールして、こういう所でこういうことができるんだということをどんどんPRして、県外募集を進めていきたい」

鯵ヶ沢高校の全校生徒は現在25人で、2023年度の入試から生徒の募集を全国に拡大します。