台風22号で土砂崩れなどの甚大な被害が出た八丈島の末吉地区について、町はきょう(17日)、避難指示を解除しました。

八丈島の末吉地区では、台風22号の影響で土砂崩れが発生し、町設置の避難所が土砂に巻き込まれたほか、道路が崩落したり、建物の屋根が飛んだりする被害がありました。

町は、今月10日から末吉地区の全域に避難指示を出していましたが、きょう午前9時半に解除しました。

一方、末吉地区に通じる道路は現在も通行止めが続いています。

東京都によりますと、崩落した道路の復旧のほか、土砂や倒木の撤去に時間がかかっており、通行止め解除の見通しは立っていないということです。

末吉地区では、停電は一部で解消されていますが、断水は全域で続いており、通信も不安定な状態が続いています。