沖永良部島の知名町の職員が飲酒運転をしたとして、停職7か月の懲戒処分を受けました。
停職7か月の懲戒処分となったのは、知名町上下水道課の22歳の男性主事です。
知名町によりますと、男性主事は、今月3日の午後7時ごろから町役場の同僚およそ10人と酒を飲み始めました。
そして翌日の4日午前1時ごろまで、6時間にわたり複数の飲食店で酒を飲んだ後、近くに停めていた自分の車を1人で運転し自宅に戻ろうとしたところ街路樹に衝突。事故に気づいた住民が110番通報し、駆け付けた警察官の調べで、飲酒運転が発覚しました。
町の聞き取りに対し男性主事は、「酒はどれくらい飲んだかわからない」「今回の事故は、自分の考えが甘かった。公務員としての自覚が足りなかった」と話しているということです。
知名町の今井力夫町長は「信頼を大きく損ねる結果となり、心からお詫び申し上げます。公務員であることを自覚し、綱紀粛正の徹底、町民への信頼回復に向け精励したい」とコメントしています。