16日も真夏のような暑さでしたが来週は一転して、気温がぐっと下がり、一気に秋らしくなる見込みです。今年の秋は「短い」とも言われる中、季節の変わり目は「寒暖差」に注意が必要です。

16日も県内は気温が上がり、肝付町で33.1度、鹿児島市で32.1度など各地で真夏日を観測。平年より最大8度近く上回る厳しい残暑が続いています。

しかし、来週は一転、最高気温が25度まで下がり、ようやく平年並みに。大きな気温の変化で、体調に不安を感じる人も…

(20代)「鼻水や、のどが痛い」

(50代)「気だるい」

(40代)「身体が重くて、ずっと夏バテしているような感じ。涼しくなってくるとまた体調を崩すので心配」

(記者)「こちらのクリニックでは数日前から寒暖差による体調不良を訴える人が増えています」

鹿児島市のクリニックでは、のどの痛みや咳、発熱の症状を訴える患者が増加しています。

(ささきクリニック内科・循環器内科 佐々木雄一院長)「今の時期、夏バテが残っているところに寒暖差があることで自律神経が乱れて体の不調を訴える人が多い」

寒暖差による自律神経の乱れ。改善するためには
●十分な睡眠
●ウォーキングやストレッチなどの適度な運動
●寒暖差に対応できるよう羽織るものを1着持っておくことが効果的だといいます。

そして食事なども大切です。

(佐々木雄一院長)「(気温が)一気に変わると不調をきたしやすい。朝食をとると体温が上がりやすいので自律神経の乱れに対応しやすい。睡眠をしっかりとってほしい」

鹿児島市の17日からの予想気温です。日曜の雨のあと、最高気温は25度ほどで、16日と比べると7度以上下がる見通しです。

今年の秋は短いとも言われていますので、体調管理にも気を使わないといけませんね。