「パパ活少女」らにわいせつ行為をしたとして在宅起訴された警視について、大阪府警は懲戒免職処分処分としました。

 懲戒免職となったのは、大阪府警生活安全部の警視・辻本浩嗣被告(53)です。

 起訴状などによりますと、辻本被告は今年6月と7月に府内のカラオケ店の個室で10代の少女2人にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われています。

 被害少女のひとりはいわゆる「パパ活」をしていて、辻本被告とはSNSを通じて知り合ったということです。

 警察の捜査で、余罪はほかにも11件にのぼることがわかっていて、辻本被告は調べに対し「欲望に負け、強い刺激を求め続けてしまった」などと話しているということです。

 また、光明池運転免許試験場に勤務する52歳の警部補が、報酬を得る目的で銀行口座を開設し第三者に売り渡したとして懲戒免職処分を受けました。

 去年14件だった大阪府警の懲戒処分は、今年は24件に上っています。