10月20日から消火活動を再開予定だった大分県の防災ヘリについて、定期検査で部品に不具合が見つかり、再開が1週間延期されることになりました。
県の防災ヘリをめぐっては今年4月、訓練中に消火用のバケットが竹田市の稲葉ダムに落下し、国の運輸安全委員会から「重大インシデント」に認定されています。

過去に訓練で使用していた消火タンク方式に変更し、10月20日から消火活動を再開する予定でしたが、定期検査でエンジンに付属する部品に不具合が見つかり、10月27日に延期されることになりました。
県によりますと、防災ヘリは現在、名古屋で引き続き検査を受けていて、山火事など防災ヘリによる消火活動が必要な場合は、他県に応援を依頼することにしています。