『音のないサッカー』コミュニケーションに注目

日本での開催、そして共生社会へ向けて…。今大会の注目ポイントを伊東選手に聞きました。

伊東美和主将「よく言われるのが音のないサッカー。アイコンタクトだったり目が合ったときに手話でコミュニケーションを取ったりが、やっぱり健聴者のサッカーとは一番違うところだと思うので、そういうコミュニケーションをとるタイミングも見てもらいながら、サッカーをしているところを見てもらえれば」

東京デフリンピックサッカー競技のスペシャルサポーターを務める元日本代表の北澤豪さんは…。

北澤豪さん「いやもうデフサッカーの日本代表のレベルになったらかなりレベル高いですよ。いまの俺では勝てないですよ。そのくらい肉体的にも強いし、技術的にもかなり鍛えられている。それはターゲットがあるからだと思うんですよね。やっぱり福島でデフリンピックのサッカーの試合があるっていうのがあって」

ほとんど、レベルに差がなくなっているという通常のサッカーとデフサッカー。一番の違いは、コミュニケーションの方法だといいます。

北澤豪さん

北澤豪さん「手話でやる人もいるし、口話でやる人もいる。いろんなコミュニケーションがあるということが、個性の豊かさやいろんな手段があっていいんだとか、一つじゃなくていいんだとかということも、プレーを見ていると感じていけると思う。音のない世界でどういったサッカーが展開されるのかを現場で見ていただけることがとても大事になる」

東京デフリンピックサッカー競技の開幕まであと1か月半。Jヴィレッジでのデフサッカー女子日本代表の活躍に注目です。

Jヴィレッジで行われるデフサッカー日本代表の初戦は、男子が11月14日、女子が11月15日です。日本初開催のデフリンピックを福島から盛り上げましょう!