三重県人事委員会は、県職員の給与について、40年ぶりの水準となる引き上げを勧告しました。

三重県人事委員会は、民間企業の給与との差を解消するため県の職員の平均月給を1万1585円、ボーナスを年間0.05か月分引き上げるよう一見知事に勧告しました。

今回の引き上げ幅は、40年振りの水準です。

また、人材確保のため大学卒業程度の職員の初任給を約1万1600円引き上げる内容も盛り込まれました。

勧告通りの引き上げとなれば、平均年収は671万2000円となり、人件費は約54億6000万円増える見通しで、勧告を受け一見知事は「適切に対処してまいりたい」とコメントしています。