15日、能美市の小学校で、子どもの肥満対策を目的とした食育の授業が行われました。

生活習慣病などに関わる「肥満」。近年、大人だけでなく、子どもの肥満も危惧されています。

能美市のデータによると、2018年の小学生男子の肥満は7.7%、女子は6.1%ですが、2022年になると、男子10%、女子6.6%と、どちらも増加傾向にあります。

児童へのアンケートでは、「ファストフードなどの飲食の増加」や「朝食は食べているが菓子パンが多い」といった食生活の実態が明らかになっており、これが肥満増加の背景にあるとされています。

児童に食習慣について考えてもらおうと、15日の授業で使われたのが「体験型」の栄養教育システムです。