今年4月現在、県内の総人口に占める65歳以上の割合「高齢化率」は34%で、過去最高を更新したことが県のまとめで分かりました。

県長寿介護課によりますと、県内の65歳以上の人口は、今年4月現在およそ43万8千人で、総人口128万8千人に占める割合「高齢化率」が34%と、去年と比べ0.2ポイント上昇、過去最高を更新しました。

県内20市町のうち高齢化率が最も高かったのは久万高原町の51%で、次いで伊方町の50.1%、逆に最も低かったのは松山市の29.5%、松前町の32.1%の順でした。

県内の65歳以上の人口は2022年のおよそ44万4千人をピークに減少に転じていますが国の研究機関の推計によりますと、高齢化率は上昇を続け、2050年には43%と現在と比べ10ポイント程アップする見通しです。