総理指名選挙での野党統一候補にも取り沙汰されている、国民民主党の玉木雄一郎代表が広島市で街頭演説を行いました。
広島市を訪れたのは、国民民主党の玉木代表です。総理指名選挙での野党統一候補も取り沙汰される玉木氏の演説に多くの聴衆が詰めかけ、耳を傾けていました。
演説の中で玉木氏は、自公連立解消後の与野党との協力体制について政策一致が条件との認識を示しました。
国民民主党・玉木代表
「ポストが欲しいから何かするということはあり得ない。政策がきちんと一致するのであれば、与野党関係なく協力していきたい」

その上で、自民党に対しては、いわゆる「103万円の壁」の引き上げとガソリン税の暫定税率廃止を盛り込んだ昨年の合意書の実行を、また立憲民主党に対しては安全保障政策での一致を求めました。
国民民主党・玉木代表
「見たことのないようなことがこれから起こるかもしれない。この国の未来のために判断していく。心配は無用です」

各党とは14日にも幹事長会談が行われるとの見通しを示し、党として政策を重視しながら対応していくとしています。