来年春のセンバツにつながる秋の九州高校野球県大会の決勝がおととい11日行われ、神村学園と出水中央が対戦しました。
3季連続20回目の優勝をめざす神村学園と、出水学園以来、51年ぶりの優勝をめざす出水中央の対戦。
1回裏、神村学園は2アウト1塁2塁のチャンスで國分。
レフト前タイムリーで先制します。
出水中央も2回表、西崎のレフト前ヒットですぐに追いつきます。その後、出水中央は3点リードを許すも堅い守りで食らいつきます。
試合が大きく動いたのは、7回裏でした。神村学園は、1アウト2塁3塁で川本。走者一掃のタイムリースリーベースヒット。この回、一挙6点を挙げます。
神村学園は、8回にも3点を追加して、14対3で勝利。春と秋に行われる県大会で、3季連続、20回目の優勝を果たしました。
(神村学園 梶山侑孜主将)「(九州大会で)去年は1回戦負けという悔しい結果だったので、その先輩たちの思いも背負って、必ずセンバツ出場できるように頑張っていきたい」
神村学園と準優勝の出水中央は、「センバツ」出場校の参考となる九州大会に出場します。九州大会は今月25日から宮崎で開かれます。